中国では日本の漫画やアニメの人気が高く、また日本の女子高生の「制服」が1つのファッションとして人気を集めている。こうした日本文化の浸透について、中国では「文化的な侵略」であるとして警戒を呼びかける声も存在する。中国メディアの快資訊はこのほど、「日本文化による侵略を警戒しなければならない」と強調する記事を掲載した。

 記事は、中国における日本文化の浸透ぶりを示す事例として「中国に存在する日本街で、和服を着て写真を撮りたがる中国人女性が数多く存在すること」や「中国で日本の女子高生の制服風ファッションが流行していること」、「若年層を中心に、日本のアニメ、漫画ファンが数多くいること」を挙げた。

 そして、こうした浸透ぶりについて「大したことはない」と思っていてはならないとし、「無意識のうちに浸透する日本文化は知らず知らずのうちに中国人の思考に影響を与えている」と主張。「人は何かに傾倒した時、それを無意識で認め、一体感を持つようになる」と主張し、日本文化や日本に一体感を持つ中国人が増えれば、それは恐ろしいことであると主張した。

 続けて、「日本文化による侵略」を後押ししている存在があると主張し、それは中国が制作し、放送している「抗日ドラマ」である主張。近年、抗日ドラマの内容が現実離れし、荒唐無稽なその描写は「抗日神劇」などと揶揄されているが、記事は一部の抗日神劇を例とし、「登場する中国人は煌びやかな服を身に纏い、豪邸に住み、葉巻を吸い、コーヒーを飲み、強力な火器で旧日本軍をやっつける」描写があると紹介した。

 こうした「抗日神劇」を見た子どもたちは「中国人が日本人をイジメている」ように感じるのではないだろうかと主張し、抗日神劇のような歴史を尊重しない態度のままでは、「日本文化による侵略」を阻止することなどできるはずがないと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)