日中韓3カ国には共通した文化が非常に多く存在し、冠婚葬祭にまつわる習慣も似ているが、逆に「全く違う」習慣や文化もある。中国メディアの網易は21日、「日本の白無垢が中国の喪服と似ている」と主張する記事を掲載した。

 記事はまず、中国では「白」は葬儀に関する色となっていて、伝統的な葬式は全身白ずくめにするものだと紹介した。大抵は、簡素な白い麻の布で体を覆い、頭も白い頭巾のようなものをかぶっている。これは儒教の影響を受けているようで、韓国でも葬儀の参列者がチマチョゴリやリボンなどに白を使う習慣があるようだ。

 日本でも、冠婚葬祭で白い服を身に着けることがある。とはいっても、結婚式というめでたい席で女性が身に着ける「白無垢」のため、中国人や韓国人を驚かせているようだ。服だけでなく、頭まで白い「帽子」をかぶるので、喪服を連想してしまうというが、日本では白無垢に憧れる女性は少なくない。白無垢には、邪気を払うという意味や、婚家に染まるなどの通説がある。

 また、日本の白無垢は絹など高級な布地を使用しているのに対し、中国の喪服は同じ白でも簡素な麻であることや、白無垢の綿帽子はかなり大きめになっているのに対し、中国の喪服でかぶる帽子はそれほど大きくはないという違いもあると指摘している。

 記事は、日本では白は慶事の色になっていると伝えているが、日本でも昔は葬式に白い喪服が使われていたと言われる。やはり日中韓は同じ地域というだけあり、文化のルーツは近いと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)