中国のポータルサイト・百度に20日、「日本には大谷翔平がいる、韓国にはソン・フンミンがいる、じゃあ中国は・・・」と題し、中国のスポーツ界に元NBAプレーヤーの姚明(ヤオ・ミン)氏以降アジアや世界を代表するスーパースター選手が出ていないとする記事が掲載された。
 
 記事は、米メジャーリーグで先日、ロサンゼルス・エンゼルスに所属する日本人選手の大谷翔平選手がシーズンMVPに輝いたことを紹介。この受賞は「ヤオ・ミンがNBAでレギュラーシーズンMVPを獲得するのと同じようなものだ」と形容した。
 
 そして、大谷選手が2017年に日本からメジャーに挑戦した際には、獲得を希望する球団に対してその理由と今後のビジョンを日本語と英語の両方で示すよう求め、そこから絞った7球団と面談した上で、最終的にエンゼルスを選んだという話があると紹介。ヤオ・ミン氏がNBAに移籍した際にはドラフト全体1位でヒューストン・ロケッツに指名されたものの、あくまで「球団側から指名された」形になっており、大谷選手が自ら行きたい球団を選んで移籍したことは本人の実力を示すものだと伝えている。
 
 また、韓国ではサッカー・英プレミアのトッテナム・ホットスパーに所属するソン・フンミン選手が間違いなくスーパースターであるとし、ソン選手がこれまでに最も成功した韓国人サッカー選手であるとともに、現在のアジアサッカー界でも最も優れた選手だと評した。
 
 記事は、日本の大谷選手にしろ、韓国のソン選手にしろ、いずれもその国のスポーツを代表する「名刺」になっているとした上で、中国ではヤオ・ミン氏が引退して以降、このような世界に通用するビッグスターを見つけることができないと指摘。「わが国がスポーツ大国からスポーツ強国になるための道のりは、まだまだ長いのだ」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)