日本では女性は外出時に化粧をするのがマナーという風潮がある。これは中国ではあまりない風潮と言えるが、そんな中国人が日本に来ると、日本人の化粧についてどう感じるのだろうか。中国のQ&Aサイト・知乎にこのほど、「日本で化粧をしないとどうなるのか」と題するスレッドが立ち、中国人ユーザーに意見を求めている。

 回答者のほとんどが、留学などで日本に住んでいたことのある中国人ユーザーで、日本に来てみると日本人女性がうわさどおり、ちゃんと化粧をしていることに驚くようだ。「日本には化粧をしている小学生もいる」、「地方都市なのに皆化粧をしていて意外だった」といった反応があった。中国では「スキンケアはするが、化粧はしない」という女性が少なくない。化粧をするのは大都市の若い女性に多く、地方ではまだ化粧をする人が少ないのが中国の特徴だ。

 そのため、日本に来た留学生らは戸惑いつつも周りに合わせて化粧を始めるようだが、続けるかどうかは人それぞれだった。「大学に入って、最初の20日だけ化粧をした」という人や、半年間化粧をしていたがやめたなどのコメントがあり、「毎日1時間もかけていることに疑問を感じるようになった」、「肌が荒れてやめた」、「男性のために化粧をするのはおかしいと思う」などと理由を説明していた。やめた人は一様に、「化粧をしていなくても、日本人はじろじろ見ない」と答えていた。

 好きで化粧をするのは良いが、マナーだからとなると抵抗感があるのは、やらされていると感じるからかもしれない。しかし、アルバイトや就活などで求められれば抵抗なく化粧をするようで、仕事するようになって化粧を始めたという人は多かった。中国でも、サービス業などでは化粧を要求する職場も少なくない。

 スレッドでは、日本人がマナーとして化粧をすることについて「自由がない」、「男尊女卑では」といった反応が多かったが、化粧には自分のモチベーションを上げるという側面も大きいと言えるだろう。日本の女性は、中国人が思う以上に化粧を楽しんでいるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)