中国のポータルサイト・百度に20日、中国のネット上で以前より流布している日本に関するとんでもないデマを紹介する記事が掲載された。
 
 記事は「誤解しないでもらいたいが、日本に対して好感を持っている訳ではない。ただ、日本人に対してよりも、デマに対する反感を一層抱いているのだ」とした上で、日本に関するデマをいくつか紹介している。
 
 まずは、「日本人は性に対して非常に開放的で節操がない」という情報を挙げ、「これは日本のアダルトビデオによってミスリードを受けていると思われるが、リアルな世界では多くの日本人は思っているほど性に対して自由気ままではない」と指摘した。
 
 次に、「日本人が生で魚を食べるのは、野蛮だからだ」という話を取り上げた。この情報については、もともと古代中国人に生魚を食べる習慣があり、現在でも中国国内の一部地域やシンガポール、マレーシアなどの中華圏にその名残があるほか、欧米でも魚を生食する習慣が一部に存在しており、決して野蛮な行為ではないと指摘している。
 
 さらに、「日本の女性が着用する和服の背中部分、帯の『お太鼓』には枕が入っており、いつでも男性と行為に及ぶことができるようにしている」、「日本人はネコを小さいうちにビンに入れ『盆栽子ネコ』にする」、「日本軍は中国人の死体を処理するためにザリガニを持ち込んだ」といった根拠のない情報の数々を紹介した。
 
 このほか、「日本人は石炭を日本海に沈めていて、今後中国と戦争をするために備えている」という情報にも言及。これはかなり前からある年季の入ったデマであるとし、「石炭を埋めておくなど、もはや現代国家のエネルギー戦略として考えられない。ましてや、今の戦争に石炭など使わないのだ」と指摘した。
 
 日本との関係がギクシャクするなか、中国のネット上では今後もさまざまな日本に関する虚偽情報がまことしやかに流されることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)