上海証券取引所メインボードに上場している製薬企業、健民薬業集団股フェン(健民集団、600976/上海)は2021年12月期の業績について、前期比120%前後の増益見込みを示した。

 同社が1月28日に発表した2021年12月期業績予告によれば、当期損益は3億1774万〜3億3252万元の黒字で、前期比115〜125%の増加となる見込み。

 大幅な増益となった理由について同社は、主に医薬工業収入の増加によるものと説明。広告宣伝や市場開発を強化するとともに、製品のラインナップの最適化、マーケティングチームの設置、OTC製品、処方薬製品両方において主力製品の収入が増加した。2021年12月期の医薬工業収入は前期比で44%前後の増加となった。

 同社は1637年創業の葉開泰を起源に持つ企業で、1953年設立の武漢市健民製薬廠を前身とし、1993年に武漢健民薬業股フェンとして株式会社化した。その後武漢健民薬業集団となり2004年に上海メインボードに上場、2015年に現社名に変更した。看板商品である小児向け中薬製剤の「龍牡壮骨顆粒」を始めとするOTC薬、処方薬、健康食品の開発、生産、販売を手がけている。

 2021年1〜9月期の売上高は26億602万元(前年同期比62.23%増)、純利益は2億5710万元(同104.36%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)