上海証券取引所メインボードに上場している銅箔メーカー、諾徳投資股フェン(諾徳股フェン、600110/上海)は2021年12月期の業績について、純利益が4億元前後となる見込みを示した。

 同社が1月28日に発表した2021年12月度の業績予測によれば、当期損益は3億8461万〜4億1461万元の黒字で、538万元の黒字だった前期に比べて7142〜7699%の大幅増益となる見込み。
 
 大幅な増益の要因として同社は、新エネルギー業界の発展を好機として銅箔市場の開拓を強化し、新エネルギー車用リチウム電池需要の大幅増加に伴って同社のリチウム電池用銅箔の需要も大幅に増えたこと、子会社である青海電子材料産業発展有限公司の技術改良プロジェクトが完了し、生産効率が上昇したことに伴う生産増、単位あたりの加工コスト低減を実現して利益率が上昇したことを挙げている。
 
 同社は1987年に長春熱縮材料として設立、1997年10月に上海メインボードに上場した。2002年に中科英華高技術股フェンに名称変更し、2016年に企業再編により現社名となった。リチウム電池向け銅箔を始めとする各種銅箔、銅板の研究開発、生産、販売のほか、熱収縮素材、電気ケーブルおよび関連製品なども扱う。2021年1〜9月期の売上高は32億3599万元(前年同期比137.26%増)、純利益は3億2158万元(同2070.12%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)