深セン証券取引所メインボードに上場している、自動車部品メーカー万安科技股フェン(万安科技、002590/深セン)は2021年12月の業績について、原材料費高騰に伴い純利益が前期より大幅に減る見込みであることを明らかにした。
 
 同社が1月28日に発表した2021年12月期の業績予告では純利益が1800〜2700万元となっており、前期の6414万元から57.91〜71.94%減少する見込みだ。
 
 純利益が大幅減となる理由について同社は、新規市場の積極的な開拓、製品構造の改善により売上高は前年よりも一定程度増加した一方で、一部の原材料価格が高騰したことで製品の粗利率が低下し、純利益の減少に繋がったと説明している。
 
 同社は1999年設立の民営企業で、2011年6月に深センメインボードに上場した。自動車のシャーシモジュール、制動システム、ステアリングシステム、クラッチ操作システムなどの研究開発、製造、販売を行なっており、東風汽車、BYD、一汽トヨタなど中国国内の商用車、乗用車メーカーの多くを顧客に持つほか、欧米、アフリカ、オーストラリア、東南アジアなどにも製品を輸出している。
 
 2020年12月期の売上高は25億2204万元(前期比12.14%増)、純利益は6414万元(同49.52%減)。2021年1〜9月期の売上高は19億1669万元(前年同期比10.64%増)、純利益は1118万元(同36.82%減)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)