外国での生活は、当初は目に映るものすべてが新鮮で、カルチャーショックを受けるものだが、時間が経過すると感覚にも変化が生じるようだ。中国メディアの網易は28日、「日本に来たばかりのときと、来日3年で変わったこと」を紹介する記事を掲載した。

 この記事の筆者は、日本に来て3年になる中国人で、「最初は何にでも感動していた」のに、3年も経つとすっかり慣れて、何とも思わなくなるものだと紹介している。例えば、最初はごみが落ちておらず、ごみ箱もないきれいな道路や青い空に感動して、毎日写真を撮ってSNSにアップしていたのだが、3年後には何も投稿しなくなったそうだ。

 食べ物についても、寿司や焼肉、ラーメンといった日本らしい食べ物に夢中になっていたのは最初だけで、やはり3年後には中国の食べ物が恋しくなっていたと紹介した。他には、サービス業のおもてなし、いつも暖かいトイレの便座、公衆トイレにトイレットペーパーがあること、声の大きさや身だしなみなど、感動するのは最初だけで、いつの間にか「それを当たり前に思うようになっていた」と振り返っている。

 このように、自分でも気付かないうちに変わっているので、中国に帰った時に困ることもあるそうだ。例えば、中国でもうっかりお辞儀をしてしまったり、やたらと声が小さくなっていたり、公衆トイレにトイレットペーパーがないことを忘れてティッシュを持ち歩くのを忘れるといったことだ。また、タクシーに乗る時に自然と後部座席に乗ってしまうとも紹介した。中国では、1人でタクシーに乗る場合は助手席に座る人が多い。

 記事の中国人筆者は、来日3年で自分の感覚がずいぶん変わったと紹介しているが、これは中国人筆者に限ったことではないだろう。どんな場所でも、3年くらい住むと、短期滞在では気づかなかったことが見えてくるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)