最近では、中国製品の品質も随分と向上したと言われるが、それでもまだ中国国内では「日本製品はすごい」と考えている人が多いと言える。中国のQ&Aサイト・知乎にこのほど、「日本製品は凄すぎる」とし、日本の製造業が発達した理由について意見を求めるスレッドが立てられた。

 スレ主は、日本の製品がここまで品質を向上できたのはなぜか、国民性と関係があるのかと質問している。やはり日本製品と言うと、「匠の精神」や「高品質」とセットで連想する中国人が多いようで、「日本製品は別格」、「ドイツ製品も優れているが、日本は戦前にドイツ人から学んだからではないか」との回答があった。

 また日本製品の品質と日本人の国民性に「何らかの関連があるかどうか」という質問については、「絶対関係がある」と答える中国人は多かった。日本に住んで10年近くになるという中国人は、日本では「何事も他人の立場になって考えられる人が多い」と紹介し、こうした考え方が製品の品質向上に寄与したのではないかとの声があった。また、日本人にとって「ものづくりの目標は金儲けではなく、客を満足させること」なので、常に品質を向上させようと努力していると称賛する意見もあった。

 他には、日本人の仕事は「まじめ」、「細かい」、「計画性がある」などの指摘があり、国民性と日本製品の品質は大いに関係しているとの意見は多かった。また、こうした国民性は、日本の文化や環境ゆえだとの分析もあり、「日本では失敗が許されない」ので真剣になる、という声も見られた。

 今でも中国では日本製品の品質が高く評価され、日本人のものづくりに対する態度も尊敬されているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)