中国のネット上では自衛隊に対する関心が高く、様々な分析が行われているが、中国メディアの網易はこのほど、「自衛隊には不思議な点が数多くある」と主張する記事を掲載した。

 記事では、自衛隊が「不思議」と言える幾つかの理由を挙げている。その1つが「予備役の人数が非常に少ないこと」だ。多くの国の軍隊は、正規軍と同じくらいかそれ以上の人数の予備役を確保しているものだが、日本は約24万人の自衛官に対して、予備自衛官は5万にも満たないと指摘している。この理由について記事は、米国が日本の力を抑えておくためにしていることだと主張した。

 また、「陸上自衛隊の存在感がなく、本土防衛のための戦力が弱いこと」も不思議な点だとしている。海軍力は強いのに、陸軍力は10式戦車があるくらいで特筆するような武器がなく、その戦車も数が少ないと指摘した。

 しかし、多くの対潜哨戒機を保有している海上自衛隊の対潜能力は非常に高いと記事は評価した。さらに、「掃海能力」に限れば日本は「世界一」の実力だと称賛しているが、これも自衛隊の「不思議」な点の1つだと主張した。攻撃能力も防衛能力も高くはないが、対空や対潜能力は高く、潜水艦も多くはないとはいえレベルが高く、掃海能力に至っては米国に「褒められる」ほどのレベルの高さだからだという。

 記事は、自衛隊の「不思議」な点から「日本が軍事面で米国から多くの制限を受けている」ことが分かり、同時に日本もうまく米国に対処していることが見て取れると主張。数を制限されていても質を高め、多機能としていると分析し、日本を抑えつけておきたい米国と、力をつけたい日本との駆け引きは今後も続くだろうと記事を結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)