日本はアジアで一番最初に先進国となった国であり、世界3位の経済大国だ。また中国経済は世界第2位の規模で、韓国も正式に先進国の仲間入りを果たした。

 日中韓3カ国の発展ぶりを見ると、東アジアは経済的に豊かな地域と言えそうだが、発展に有利な要素が何かあるのだろうか。中国メディアの百家号はこのほど、「東アジアには弱国が存在しない」として、その理由を考察する記事を掲載した。

 記事は、東アジアの国や地域は、戦後70年ほどの間に経済・文化・軍事のあらゆる方面で強くなったと言えるとし、それが可能だったのは「東アジアに『ある優位』が存在したからだ」と強調し、それは他の地域よりも「教育と人材育成を重視する傾向があるから」ではないかと主張した。

 古来より東アジアは人が多くて土地が少ないため食糧不足が頻発したと主張し、こうした環境は「競争」をもたらすが、東アジアでは「教育と勉強」こそが「競争力の源泉」と見なされてきたと強調。東アジアの国や地域では「受験戦争」が激しいことで知られるが、こうした激しい競争は教育重視の表れであり、質の高い教育によって輩出される質の高い人材が国の台頭の原動力になったのではないかと論じた。

 日中韓だけでなく、香港や台湾も大きな発展を遂げていることを考えると、確かに東アジアは豊かな地域と言えるだろう。「教育と勉強」も発展の原動力となったのはいうまでもないが、東アジアの人々に共通するもう1つの要素は「勤勉さ」ではないだろうか。この勤勉さが東アジア地域の経済発展に寄与したのは間違いないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)