福建省の建設コンサル企業、福建省招標股フェン(招標股フェン、301136/深セン)が1月11日、深セン証券取引所創業板に初上場した。公開価格10.52元に対して初値は137.6%高い25.00元だった。一時27.00元まで上昇したが、終値は初値を下回る同128.1%高の24.00元だった。

 同社は2016年設立の建設コンサルティング企業で、施工監督管理、入札募集、測量、現地調査・設計など工事、建設に関わるサービスを手掛ける。主として福建省で道路、水運、建築、行政、水利、海洋、農林、メカトロニクス設備、鉄道など幅広い分野向けにサービスを提供している。

 入札募集業務ではこれまでに「全国建設入札募集代理トップ100」「全国建設入札募集代理5A信用企業」などの称号を獲得してきた、福建省内のリーディングカンパニーである。電子入札募集プラットフォーム「福易採」を運営している。2020年の売上における各業務の比率は、施工監督管理が約30%、試験・測定と入札募集がそれそれ約20%、測量と現地・調査設計がそれぞれ約10%、その他約10%となっている。

 2020年12月期売上高は6億4867万元(前期比7%増)、純収入は9117万元(同7.1%減)。2021年1〜9月期の売上高は3億9027万元(前年同期比1.13%増)、純利益は5060万元(同3.76%減)。

 新規上場に伴う公募による調達見込みの5億1207万元(約92億5918万円)は、約6.7%の3451万元を企業の情報化プラットフォームに、約15%の7660万元を福易採陽光入札取引プラットフォーム建設プロジェクトに、約17.7%の9072万元を交通インフラスマート化システムアップグレードプロジェクトに、約29.3%の1億5010万元をリモートセンシングに基づく天空地一体化アプリケーションシステム建設プロジェクトに、29.3%の6011万元を都市インフラスマート感知・分析システムに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)