日本はアニメ大国であり、日本アニメの愛好者は世界中に数多く存在する。国によって文化背景が違うのに、なぜ日本アニメは世界中の人から愛されるのだろうか。中国メディアの百家号はこのほど、「日本アニメはなぜ世界中に広まったのか」と題し、2つのポイントがあると分析する記事を掲載した。

 その1つが「作品数が膨大な量に上ること」だ。そのため、輸出先の国の国情に合致した作品を選んで放送することができているという。そして、外国で放送されるのは厳選された作品なので、視聴者は「日本アニメはレベルが高い」との印象を持つようになると説明している。

 もう1つは「キャラクターに人種的な特徴がないこと」だという。日本アニメに登場する人物は、その多くが人類共通の特徴を高度に典型化しているとし、西洋人が見ても東洋人が見ても違和感がないと分析した。また、日本アニメがテーマとすることは、人類共通の関心事であることが多いので、どの国の人も共感しやすいと説明している。

 しかし記事は、これまで日本アニメは世界中の人に影響を与えてきたものの、日本アニメの「将来」については楽観視できないとの見方を示し、アニメ制作に力を入れるようになった国が増えていることを理由として挙げている。

 それで、日本アニメはこの先、海外と協力して共同作品を作るようになると予想し、これにより日本アニメの影響力は小さくなっていくはずだと主張した。中国では近年、国を挙げてアニメに力を入れていると言われている。中国としては日本アニメを超えて世界に影響を与えたいのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)