日本の住宅は、海外に比べるとコンパクトに感じるようだが、それほど広いわけでもないのに住み心地が良いのはなぜだろうか。中国メディアの百家号は2日、「日本の住宅は広くないのに、住み心地が良いのはなぜなのか」と題する記事を掲載した。

 記事は、日本の家が狭くても住み心地が良いのは、6つの理由があると紹介している。まずは「玄関が上り框(かまち)になっていること」で、玄関と居住空間をしっかり分けているので、外からほこりを持ち込まずに済み、衛生的だと称賛した。

 2つ目は「クローゼット」を存分に活用していることだ。日本人は何でもクローゼットにしまい込み、寝具まで毎日片づけるので、家の中がすっきりしているとした。3つ目は「トイレとバスルーム、洗面所を分けていること」、4つ目は「トイレにごみ箱を置かないこと」を指摘した。5つ目には、中国人にも評価の高い「すき間収納」を紹介している。

 記事の中国人筆者は、最後の6つ目が特に気になっているようだ。日本人の愛する掃除道具として「フローリングモップ」を紹介し、中国人がよく使う普通のモップとは違い、使い捨てのシートを使うので衛生的だと称賛している。臭いもないし、ほこりが立たず、掃除が楽で、どうりで日本人の家がいつもきれいなわけだと感心している。

 中国では家は広ければ広いほど良い、という概念があるようだが、必ずしも住み心地の良さは家の広さに比例しないのではないだろうか。日本人は、住宅設計や掃除、収納を工夫しながら、居心地の良い家を作ってきたと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)