世界3位の国土面積を誇る中国からすると、日本の国土はどうしても小さく見えてしまうが、それでも日本に対しては軍事面での警戒を怠っていないようだ。中国メディアの網易はこのほど、日本の核開発力と空母建造に警戒すべきだと主張する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の核開発の能力について「米国とロシアに次ぐ実力を持っている」と主張した。早くも1950年代には「平和利用」と称して原子力利用を始め、非常に多くの原子力発電所を建設してきたと紹介した。そして、核兵器の原料ともなるプルトニウムを多く保有していると指摘し、日本が核保有することに対する強い警戒感を示した。

 また、「日本は空母も建造しようとしている」と記事は主張した。海上自衛隊はすでに、おおすみ型3隻、いずも型2隻、ひゅうが型2隻の合計「7隻の空母を保有している」としている。実際には「ヘリコプター搭載型護衛艦」だが、記事ではこの名称も「掩耳盗鐘」、つまり自分で自分を欺くことにほかならないと非難し、日本のヘリコプター搭載型護衛艦は「実質的には軽空母」であると主張した。

 それで記事は、「日本はもはや自衛だけで満足しておらず、海軍強国の方向へと発展している。こんなにも大きな野心を持っているのだから、中国は早く備えをすべきだ」と記事を結んだ。

 実際のところ、中国は核弾頭を2030年までに少なくとも1000発に増やすと米国務省は報告しているほか、国産空母の建造も進めており、日本からするとむしろ中国に対する警戒を強めるべきだと言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)