中国のガス・石炭採掘を手掛ける民間企業、広匯能源(600256/上海)は4日、2021年の業績予測を発表し、純利益が上場以来最高になる見込みであることを明らかにした。

 広匯能源が4日に発表した予測によれば、2021年1〜12月期における純利益は49億〜50億5000万元で、2020年1〜12月期の3.67〜3.78倍となり、2000年の上場以降で最も多くなる見込み。

 純利益が大きく増える理由について広匯能源は、新型コロナの感染が続く不利な状況の中で安定した生産を実現し、液化天然ガス(LNG)の販売量が前年同期比で約22%、石炭の販売量が同約91%、メタノールの販売量が同約9%、石炭液化油の販売量が同約13%ぞれぞれ増加したほか、世界的な経済回復と需給バランスの不均衡等によって商品価格が高騰し、LNG価格が同約56%、石炭価格が同約60〜100%、メタノール価格が同約72%、石炭液化油価格が同約59%上昇したことを挙げている。
 
 広匯能源は1994年設立の民間企業で、旧社名は新疆広匯実業。2000年に上海証券取引所メインボードに上場し、2012年にエネルギー開発に特化した企業へと転換を図って現社名に変更した。2021年1〜9月期の営業収入は前年同期比65.66%増の164億6860万元、純利益は同289.47%増の27億6041万元。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)