昨年12月以降好調を持続している中国の伝統薬・中薬関連銘柄は、2022年の中国本土市場初取引でも値上がりが相次いだ。

 上海のメインボードでは老舗中薬企業、同仁堂(600085/上海)が昨年末比10.00%高の49.48元でストップ高となったほか、千金薬業(600479/上海)、太極集団(600129/上海)、健民集団(600976/上海)、大理薬業(603963/上海)がストップ高を記録、済川薬業(600566/上海)も値幅制限寸前の同9.74%高だった。

 深センのメインボードでも、漢森製薬(002412/深セン)、九芝堂(000989/深セン)、華森製薬(002907/深セン)、精華製薬(002349/深セン)、新天薬業(002873/深セン)、沃華医薬(002107/深セン)、華潤三九(000999/深セン)、龍津薬業(002750/深セン)、益盛薬業(002566/深セン)、紫鑫薬業(002118/深セン)の10銘柄が同10.00%高の値幅制限に達してストップ安となった。

 また、深セン創業板でも新光薬業(300519/深セン創業板)が同20.01%高のストップ安となり、上海凱宝(300039/深セン創業板)が同16.88%高、佐力薬業(300181/深セン創業板)が同13.72%高、香雪製薬(300147/深セン創業板)が同11.28%高と大きく上昇した。

 深セン・上海の両メインボードと深セン創業板に上場している中薬関連銘柄70銘柄のうち64銘柄が昨年末の終値より上昇し、下落は東阿阿膠(000423/深セン)、片仔癀(600436/上海)、雲南白薬(000538/深セン)など5銘柄に留まった。なお、隴神戎発(300534/深セン創業板)は異常な株価変動により昨年12月31日より取引を停止している。

 同仁堂(北京同仁堂)は1997年設立で、同年6月に上海証券取引所メインボードに上場した。2021年1〜9月期の営業収入は前年同期比18.00%増の106億8318万元、純利益は同28.67%増の9億1999万元となっている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)