香港株式市場では3日に年明け初日の取引が行われ、医薬品関連銘柄の株価が上昇した。
 
 中国医薬品大手の華潤医薬集団(華潤医薬、00320/香港)は3日、取引開始直後から前場後場を通して安定的に株価が上昇していき、対前年末比31.55%高(1.120香港ドル高)の4.670香港ドルで取引を終えた。
 
 また、3日にHIV感染症治療薬でニルマトレビルと組み合わせた新型コロナ治療薬が開発されているリトナビルの年間生産能力拡大、新型コロナウイルス治療薬の開発パイプライン(新薬候補)としてRNAポリメラーゼ(RdRp)阻害薬ASC10、3CLプロテアーゼ酵素(3CLPro)阻害薬ASC11を発表した歌礼製薬(01672/香港)も同32.22%高(1.060香港ドル高)の4.350香港ドルと大きく値上がりした。

 このほか、中国の伝統薬である中薬製造大手のチャイニーズメディシン(中国中薬、00570/香港)が同20.50%高の6.230香港ドル、現代中薬集団(01643/香港)が同23.17%高の1.010香港ドルなどとなっている。

 華潤医薬は2007年設立で、2016年10月に香港証券取引所メインボードに上場した。2021年1〜9月期の営業収入は前年同期比12.22%増の1452億5428万元、純利益は同5.43%減の48億6890万元。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)