海に流入するプラスチックごみは年間800万トンに達すると言われ、世界の悩みの種となってきたが、日本は生分解性プラスチックの開発に意欲的だ。中国メディアの百家号は24日、日本の科学者が海洋生分解プラスチックを開発したと紹介する記事を掲載した。「100年後に感謝される技術」になるかもしれないと期待している。

 日本では、多くの企業や機関で環境に優しい新素材の開発が進められている。記事が紹介しているのは、植物由来の原料を使い、微生物が分解しやすい構造にしたレジ袋だ。もし海に流れ出したとしても、1年ほどで分解されるとされており、通常のプラスチック製品よりもコストは何倍もかかるが環境改善の観点から歓迎されていると伝えた。

 記事は、このように日本で新素材の開発が活発になっているのは「レジ袋の有料化」がきっかけだったと紹介した。すでに世界では脱プラスチックの動きが広まっているが、有料化のおかげで日本人消費者の環境意識が高まり、日本における開発の後押しになったと分析している。

 また、日本はもともと「自然災害の多い国」なので、環境問題に対する意識が高いとも指摘している。海に囲まれた島国であることも、海洋問題に真剣に取り組む要因の1つとなっていると論じた。

 記事は、海洋問題に真摯に向き合う日本人を称賛し、日本の技術が世界を救えば「100年後日本に感謝することになる」ことだろうと期待をかけている。日本における新素材の研究は、今後ますます進んでいくことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)