現在、中国は2隻の空母を就役させており、うち1隻は国産空母だ。中国にとって2隻目となる国産空母も2022年2月に進水するとの報道もある。しかし、なかには空母建造技術において中国は日本に劣るとの見方もあるようだ。中国メディアの百家号はこのほど、この見方に反論する記事を掲載した。

 記事によると、日本は第2次世界大戦の時代にすでに数多くの空母を建造し運用していたが、中国は今のところまだ2隻しか保有していないので、中国は技術面で当時の日本にすら及ばないのではないかという意見があるという。

 しかし記事はその見方を否定した。そう言える理由として、第2次世界大戦当時の空母と現在の空母は全く異なるレベルだからだという。例えば、当時はプロペラ式の艦載機だったが、現在はジェット機なので離艦にはカタパルトが必要となるが、これは多くの国が作ることのできない難しい技術だと指摘した。

 また、着艦の際にはアレスティング・ギアが不可欠だが、これもどの国でも作れるような代物ではないと伝えた。さらに、艦載機が離艦するには空母が全速力で風上に向かって進まなければならないので、この動力を生む強力な蒸気タービンが必要で、ほかにも各種レーダーや電子設備、自衛のための兵器など多くの装備が不可欠だと指摘し、これらはどの国でも簡単に作れるものではないと主張した。

 それで、第2次大戦当時と違って今の空母は建造の難易度が格段に上がっており、強力な科学技術の実力と工業力という支えがないと作れるものではないと主張した。すでに2隻の空母を保有し、うち1隻が国産の中国は、それだけの実力を持っていると言いたいようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)