近年、半導体の重要性がますます増しており、各国がし烈な開発競争を行っている。中国メディアの網易はこのほど、日本と韓国の半導体に関する戦略について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、韓国は2025年までに「半導体・バイオヘルス・未来車」の分野で世界一の競争力を持つとの目標を掲げたと紹介し、この3分野へ6兆3000億ウォン(約6100億円)もの資金を投入する方針だと伝えた。

 すでに半導体分野でトップレベルの韓国が、半導体分野でこのような目標を掲げたことに「韓国と競っている日本は焦ったに違いない」と記事は主張した。それで、日本もすぐにこの先10年で半導体メーカーの売上を約3倍となる13兆円にするための支援を行うと発表したと伝えた。

 さらに、岸田文雄首相も官民合わせて1兆4000億円を超える大胆な投資を行うと表明したことを紹介する一方、記事は「米国の520億ドル(約6兆円)と比べるとあまりに少ない」と指摘し、日本の半導体産業が競争力を取り戻すためには今後10年で10兆円の投資が必要との見方もあると紹介した。

 かつては世界の約半分のシェアを占めた日本の半導体は、最近では台湾や韓国、米国などに後れをとるようになってしまったのが現状だ。記事は日本が半導体分野で再興することに懐疑的のようだが、日本にはぜひとも頑張ってもらいたい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)