日本は世界的に見ても「時間に厳しい国」と見られている。これは、比較的時間にルーズな傾向のある中国人からすると、理解に苦しむ不思議な現象に思えるようだ。中国のQ&Aサイト知乎にこのほど、「日本人の時間の概念」について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本人がいかに時間に正確かについて、日本社会には「時間厳守」というルールがあると紹介した。日本人にとっては当たり前の概念だが、記事は「時間厳守とは、既定の時間内に任務を終わらせることを意味しており、これは一種の義務であって、社会人としての基本的な常識・マナーだ」と説明した。中国は時間におおらかな社会であり、時間厳守という概念は基本的にないようなものだ。

 続けて記事は、日本人の時間厳守はあらゆる場面で体現されており、これには、出勤時間、顧客に会う時、電車、プライベートで友人と会う時などを含むと伝えた。そして、「日本人にとって時間ぴったりに到着することは遅刻と同じで、通常は5分前には到着するべきで、相手を待たせることは非常に失礼な行為になる」と注意を促した。

 さらに、日本人の時間厳守は「交通機関」に最もよく表れていると主張。例えば、公共交通機関では時間に遅れると「謝罪のアナウンスが流れる」と紹介した。これは、15分までの遅延なら遅延と見なされないイタリアとは大きく異なっており、時間に正確と言われるドイツでさえ、5分程度の遅れは遅延とは見なされないと違いを強調した。

 さらに、日本人の時間厳守は「何事も計画を立てる」という結果をもたらしたと記事は分析した。そのため「予約」が日本では非常に普遍的な現象となっており、誰かの家を訪問する時、歯医者、美容院などいずれも予約が必要だと紹介しているが、中国ではどれも予約の必要がないものばかりだ。

 最後に記事は、日本人の時間厳守は幼い時から「5分前行動」が教えられ、培われたもので、日本人は「人に迷惑をかけない」ことを何より重視するので、時間を守るのだと結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)