中国のポータルサイト・百度に16日、日本の大学生の多くが学業の傍らでアルバイトに勤しむ理由について考察する記事が掲載された。
 
 記事は、日本において大学生がアルバイトをするというのはごくありふれた光景であると紹介。日本人は子どもが小さいうちから独立性を養う教育を施し、多くの子どもが大学に進学すると親元を離れて一人暮らしをするようになるため、アルバイトして自分でお金を稼ぐ必要があるのだと説明するとともに「大人になったら親のお金に頼らないで生きていくというのが成熟した個人の証であると、日本社会では広く認識されているのだ」と伝えた。
 
 そして、日本では少子高齢化が加速し、労働力が不足していることから、学生が飲食店やコンビニ、商店などで簡単にアルバイト先を見つけやすい状況であると伝えたほか、日本の大学は「入学するまでが大変」と言われており、入学後は学業のプレッシャーが小さく、カリキュラムの時間割にも余裕があるために、授業終了後にアルバイトを行っても学業に影響を与えることがないと紹介。学生たちにとってはむしろ、将来社会人となる前に仕事の経験を積める絶好の機会だと考えられているのだと説明した。
 
 また、比較的収入の少ない家庭にとっては、子どもがアルバイトして自らお金を稼ぐことにより経済的な負担が軽減されるという意味もあると指摘。中にはアルバイトによって自分の学費や生活費を賄おうとする学生も少なくないとした。
 
 記事は、日本でも子どもの教育費用は家庭にとってかなり大きな負担であり、とくに大学は各種奨学金の制度があるものの授業料の無償化、あるいは低減といった状況には程遠く、大学在学中の学費や生活費は相当なものになると紹介。それゆえに、学生たちが勉強をしながらアルバイトに励むことが当たり前の現象になっているのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)