国内総生産(GDP)で日本を超えて10年以上になる中国は、その他の多くの面でも日本を超えたと自負しているが、それでもまだまだ日本から学べることは多いはずだ。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、中国の日系ショッピングモールから学べることについて紹介する動画を配信した。

 配信者は、中国にある日系ショッピングモールは「ものすごい繁盛ぶりだ」と紹介し、ショッピングモール内部を撮影して「中国のショッピングモールが学べる点」について紹介している。

 配信者が挙げた1つ目は「休憩場所が多いこと」だ。この日系ショッピングモール内にはあちこちにベンチなどが設置されていて、その数がとても多いので、客はいつでも座って休むことができると伝えた。この点で中国系のショッピングモールは「商売っ気がありすぎ」で、客に買い物をさせるために休憩場所が少ないと指摘した。

 また、「暖色系の照明」を多用していることも参考にできると紹介した。心地よい光なので、長居したくなるという。さらに「トイレの位置」も日系と中国系のショッピングモールとでは異なると指摘した。中国系はトイレが建物の隅に設置されており、ただでさえトイレに行くときは急いでいるのに、遠くにあるため買い物をしていても嫌になってしまうという。この点で日系は便利な場所にトイレがあって親切だとしている。

 ほかには、「店員の数が十分いる」ことも学べる点だと伝えた。中国系のショッピングモールでは店員不足のため、レジや他のサービスを受ける際に長時間待たされることが少なくないそうだ。「本来、買い物はとても楽しいことなのに、長く待たされると楽しみが半減してしまう」と苦言を呈している。

 動画が紹介したことはどれも細かな点かもしれないが、こうしたちょっとした配慮の違いが顧客の満足度に大きく関係するのではないだろうか。やはり中国は、日本から学べることがまだまだ多くあると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)