日本の路上は秩序だっていて、信号無視する人の姿を見ることは非常に少ない。車が来ていないのに歩行者が信号待ちする姿は、中国人の目には不可解に映るようだが、なぜ日本人は信号を守るのだろうか。中国メディアの網易は23日、「日本ではなぜ誰も信号を無視しようと思わないのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、中国人の間では日本人が信号を守る理由を、「ルールを守る習慣があるから」、あるいは「民度が高いから」と理解されているが、全ての日本人がルールを守るわけでも民度が高いわけでもないので、それは少し違うと主張した。また、歩行者が信号無視して自動車と接触したら、歩行者の責任になるから、という見方も否定した。

 なぜなら、日本の「法律は弱者の見方」であるためで、信号無視をしたからと言って歩行者が100%責任を負うわけではないからだ。記事は、歩行者が信号無視をしていたとしても、基本過失割合は歩行者が7割、自動車は3割と、自動車側の責任も求められると伝えた。

 では、なぜ日本人は赤信号をきちんと守るのだろうか。記事は、日本特有の「互いに監督しあう環境」が主な理由だと分析している。他人の目があるので、もし車が来ていなくても他人から白い目で見られたり、何か言われたりするのではないかと気になって、信号無視できないと推測したようだ。

 中国でも歩行者優先という法律はあり、他人の目を気にするのは日本人だけではないはずだが、それでも中国では信号無視する人が少なくない。結局のところ「みんなで渡れば恐くない」ということなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)