日本の各種サービスの質の高さは中国でも広く知られているが、中国メディアの快資訊はこのほど、日本の「旅館」で受けられるサービスは中国国内にある一部の5つ星ホテルよりも優れていると主張する記事を掲載した。

 記事は、日本の旅館に宿泊したことのある中国人ならば、「礼儀正しい対応」や「さわやかな微笑み」、「整理整頓され、きれいに清掃された客室」、「配慮ある周到なサービス」といった点が印象に残っているに違いないと伝えつつ、日本の旅館で「感動的な体験」をした中国人も少なくないことを紹介した。

 そして、「感動的な体験」の例をいくつか挙げているが、そのどれもが中国では見られないサービスであることを紹介。たとえば、ある中国人が宿泊した旅館では、一部の客が深夜まで大騒ぎをしていて非常に迷惑だったため、中国人が旅館側にクレームを入れたところ、お詫びとして宿泊料金が無料になったというケースがあったと紹介。この中国人も宿泊料金が無料になるとは思っていなかったようで、その対応に驚きつつも、「素晴らしい対応」だと称賛した。

 ほかにも、日本の旅館に宿泊した際に電動歯ブラシを置き忘れてチェックアウトしてしまったという中国人客のケースとして、「さほど高価なものではないにもかかわらず、送料発払いのうえでわざわざ送ってくれた旅館があった」と紹介。この中国人客はこの旅館の対応に「感動してしまった」と振り返っているが、こうしたケースは非常に多いようで、中国のネット上では「シュシュとブレスレットを送り届けてもらった」、「携帯の充電器を届けてもらった」など、感動の声は数多く存在するという。

 また、宿泊中に足をひねってしまったが、旅館側が手当てをしてくれたり、湿布を無料でくれたりしたことに感動したという中国人客のケースや、急病で救急車を呼ぶことになった中国人客に対し、旅館側のスタッフが丁寧に対応したケースなどを紹介。こうした「心温まるサービス」や「配慮ある対応」はあくまでも一例ではあるものの、中国では「5つ星ホテル」でもなかなか体験できるものではないと強調し、日本の旅館で見られる客を敬う態度と配慮あるサービスは多くの中国人客を感動させてきたことを紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)