中国語には「痩死的駱駝比馬大」という言葉がある。ラクダは痩せ細って死んでも馬より大きいという意味で、日本語の「腐っても鯛」と同じような意味の言葉だ。中国メディアの網易はこのほど、「痩死的駱駝比馬大」という言葉を用いつつ、世界には「衰えたとはいえ今でも相当な実力を持っている国が3つある」と主張する記事を掲載した。

 記事が挙げた1つ目の国が「英国」だ。太陽の沈まない国とも言われた英国は、以前は世界中に植民地を持っていたが、2度の世界大戦後はすっかりその力を落としてしまったと指摘した。とはいえ、今でも国連の常任理事国で核保有国であり、イギリス連邦が残っていることからも英国の影響力はかなり大きいと伝えた。その科学技術力や教育の質の高さは世界的に有名だとしている。

 2つ目の国は旧ソ連の大部分を引き継いだ「ロシア」だ。旧ソ連はかつて、唯一米国に対抗するだけの実力を持った国で、解体したとはいえ当時の軍事力の多くをロシアが継承していて、核兵器もかなりの数を保有していると紹介した。その軍事力は西欧諸国が束になってもかなわないとしている。

 そして、3つ目の国として「日本」を挙げた。第2次世界大戦までは隆盛を極めた日本だが、敗戦で荒廃したと指摘した。しかし、その後は急速に復興を遂げ、今度は経済力で米国に迫るほど発展したが、バブル経済崩壊で「失われた30年」に陥ったと伝えた。とはいえ、日本の科学技術の実力は今でも相当なもので、質の高い教育システムがあるため、再び台頭するだけの実力を秘めていると分析した。

 長い歴史を持つ中国も、かつては世界をリードする国力だったのが近代では列強に攻め込まれ、戦後もしばらくは停滞していたのが、1978年の改革開放をきっかけに急速に台頭して米国に対抗するまでになった。そんな中国は、日本を含む実力を秘めたかつての強国に対して強く警戒しているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)