中国のポータルサイト・百度に19日、「環境保護が何よりも大事、日本が『紙のカミソリ』を作った」とする記事が掲載された。
 
 記事は、近ごろ日本の刃物製品大手・貝印が紙と金属で作った「紙カミソリ」をリリースしたと紹介。軽くて持ち運びやすく、従来のカミソリに比べてプラスチック使用量を98%減らし、環境保護のニーズに適合することに成功、2021年のグッドデザイン・ベスト100にも選ばれたと伝えた。
 
 その上で、日本ではこれまで多くの宿泊施設でプラスチック製の歯ブラシ、櫛、カミソリなどの使い捨てアメニティ用品が提供されてきたものの、昨今の環境保護意識の高まり、プラスチック削減の流れの中で、大量のプラスチックごみが生じる要因になるとして問題視されるようになり、各宿泊施設において使用量削減に向けた取り組みが始まっていることを紹介した。
 
 そして、100年の歴史を持つ同社が2年の時間を費やし、世界初の「紙カミソリ」を開発し、今年4月22日のアースデイに発売を開始したと説明。「紙カミソリ」は折り目が入った平らな紙と刃の部分からなっており、使用者が折り目に合わせて紙を折り組み立てることで通常のカミソリと同じように使うことができるとしたほか、組み立てるというプロセスを経ることで、使う楽しみという感情的な価値も高めていると伝えた。
 
 記事は、「紙カミソリ」が軽くて平らなため携帯に非常に便利な上、細菌の繁殖を心配する必要がないほか、防水性も高いためにプラスチック製の使い捨てカミソリに代わるエコな商品として「出張族にとっても、ホテル経営者にとっても素晴らしい選択になるだろう」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)