日本人の作るものは質が高く、「匠の技」だと中国でも評判だが、マンションはどうなのだろうか。中国の動画サイト・西瓜視頻は18日、日系企業が中国・蘇州市に建設した分譲マンションを紹介する動画を配信した。

 動画を配信しているのは、中国人の不動産関係者で、「日本企業の建てたマンションは中国企業のマンションと違っていて、質が良い」と称賛している。このマンションの特徴について、敷地内の緑化率が高く「37%もある」と紹介した。上空からの映像を入れているが、確かに緑にあふれているという印象だ。この男性も、マンション敷地に入った第一印象について、「きれいで整っている」と好感を持ったそうで、建物と建物の間の距離も十分で、散歩や運動ができるスペースが十分にあるとした。

 また気になる居住空間については、日系企業が開発しただけあり、収納が広く取られていることや、トイレと風呂が分かれている設計、それに浴槽まで付いているところが中国とは違うと紹介した。しかも、風通しを気にする中国人の好みもしっかり押さえていて、家の中心部にあるリビングには南と北に窓があり、風が吹き抜ける構造になっていることを強調した。

 日本企業の作るマンションは細部にまで徹底的にこだわっていて、高級感があると称賛する動画に対し、「日本人の作るものは人に優しいね」、「日本人の建てる家は、鉄筋の量が中国より多くてほぼ3倍もある。震度7の地震が来ても恐くない」など、賛同する反応が多かった。

 動画では指摘していないが、中国の開発業者が建てるマンションは内装や設備なしのスケルトン販売が一般的だが、動画の物件は内装済みで、これも中国のマンションと大きな違いと言えるだろう。日系企業の開発するマンションには、中国人の好みを抑えながらも、日本の住宅建築のノウハウを生かした独自の魅力があるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)