欧米の人びとにとって、「東アジアの文化」という言葉から連想するのはどの国の文化だろうか。中国メディアの騰訊はこのほど、欧米人にとって「東アジアを代表する国や文化」は「日本や日本文化」であることが多いと主張し、なぜ日本や日本文化は欧米でこれほど認められているのかと問いかける記事を掲載した。

 記事はまず、欧米人にとって「東アジアを代表する国や文化」はあくまでも日本や日本文化であり、逆に中国に対しては「道路を埋め尽くすほどたくさんの自転車」、「痩せ細った貧しい人びと」という過去のイメージのままの欧米人がいまだに存在すると主張。事実、欧米のネット上では「中国人は電話を見たことがあるのか」、「中国には冷蔵庫があるのか」といった声が存在するのが現状であると論じた。

 続けて、中国に対する偏見や今なお変わらない固定概念は日本にも存在するとし、日本人の中国に対するイメージは今も「チャイナドレス」や「お団子頭」、「キョンシー」といった古臭いものが多いと指摘。確かに中国は清朝末期から衰退し、貧しく立ち遅れた時代もあったとしながらも、すでに中国は現代化を成し遂げ、国際的な地位も確立したはずだと主張した。

 さらに記事は、日本文化の多くは中国から伝わったものが多く、日本で飛躍的な発展を遂げた文化も多いとしながらも、欧米で認められているのは「その文化に伝統があるからではなく、日本の国力が高く、経済力が強いから」であると強調。どれだけ良い文化があっても、国力がなければ認められず、経済力がなければ産業化もなされないと指摘した。

 そして、中国はまだ発展を遂げてから時間が浅いため、欧米においては中国文化よりも日本文化の方が認められているだけだと主張し、欧米における中国に対する認識やイメージはこれから変わっていくと期待を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)