近年、日本の科学技術力の低下が指摘されているが、それでもまだ世界トップレベルの水準を保っている技術は少なくない。中国メディアの百家号はこのほど、「敬服せざるを得ない日本の科学技術力」について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本のことを「弾丸小国」と呼び、国土面積が小さくて資源が乏しい国ではあるものの、科学技術の分野では極めて高い実力を持つ強国だとした。そのうえで、日本が強い2つの分野を紹介した。

 まず1つ目は「半導体材料及び半導体製造設備」だ。日本は1980年代にはすでに半導体産業の分野で世界トップの地位を築き、現在では、半導体製造設備で多くのシェアを獲得しているほか、半導体材料は多くの国がかなりの程度日本に依存していると指摘した。

 もう1つは「ナノテクノロジー」の分野だ。日本は早くからナノテクノロジーの研究を始めた国で、世界トップレベルの技術を有していると記事は紹介した。具体的には、日本には原子分解能・ホログラフィー電子顕微鏡や、ナノレベルのワイヤ放電加工機があると伝えた。

 それで記事は、日本は国土面積が小さく資源が少ないゆえに科学技術分野に力を入れており、日本が長期にわたって発展できるよう資源を繰り返し有効活用していて、「まさに挙国体制だと言える」と論じた。そして、このような姿勢は中国も学ぶに値すると結んでいる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)