中国では不動産は人気の投資対象の1つであり、最近では日本の不動産も中国人投資家の興味を引いてきた。中国メディアの網易は9日、不動産業をしている中国人による見解として、「日本の不動産投資で儲ける人と損する人がいる理由」について論じる記事を掲載した。

 記事はまず、日本の不動産が中国人投資家の注目を集めてきた理由を紹介した。彼らは海外と比較して、「日本の不動産は最も質が良く、最も気軽に買える価格」だと感じているそうだ。実際、すでに数年前から日本の不動産を購入して賃貸で儲けようとする中国人投資家が目立っていたが、儲かるどころか赤字になってしまい、物件を売りに出す人も少なくなかったそうだ。

 日本の不動産に手を出して、「儲かる人と損をする人がいる」理由について、記事は「物件の場所」の問題だと分析した。コストや、賃貸での収益率を重視して地方の物件を購入した人たちが損をしているそうで、確実に家賃収入を得るなら「東京」が一番だとしている。「人口」が集中していて常に需要がある東京では空室率が低く、コロナ禍でも不動産価格が下がらず、かえって上がったほどなので、賃貸でうまくいかなくても売却することもできて確実だとした。

 また、記事が「東京」を推しているのは、いくら経験のある投資家でも外国人である以上、地元の状況が十分には分からないためだという。物件を購入して、運用してから問題点に気付くというのはよくあることで、安全を優先すれば「最もリスクの低い地域」である「東京」に落ち着くとしている。

 コロナが収まれば、また中国人投資家は日本での不動産購入を活発化させる可能性もある。もしこの記事のとおりなら、東京の不動産に人気が集まりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)