不動産価格が非常に高い中国では、若者を中心に比較的小さな住居を購入する人が増えている。このため、空間を十分に活用するため「畳」の部屋が人気になっているようだ。中国メディアの騰訊はこのほど、「同じ畳でも日本と中国では大きな違いがある」と題し、4つの違いを紹介する記事を掲載した。

 1つ目の違いは「用途」だ。日本では和室としてその部屋全体に畳を敷くことが多いが、中国では書斎や子供部屋などの一部に畳の場所を設置するだけだと伝えた。2つ目は「高さ」の違いだ。日本では畳の部屋は完全に平坦だが、中国では部屋の一部を高床式にして畳の場所としている。このため、畳の下に収納スペースを作るのが一般的だ。

 3つ目は「材質」の違いで、日本はイグサで作るので通気性がよいが、中国の畳は「木材」だと指摘した。これは日本人からすると畳ではないが、中国では高床式の部分のことを畳と呼んでいてイグサの畳とは限らないので、これは大きな違いだと言えるだろう。

 4つ目は「大きさの基準」が異なることだ。日本は部屋の大きさについて畳を基準として表現するが、中国では部屋の一部に畳を使用するだけなので、部屋の大きさに合わせて畳の大きさを決めるという違いがあると伝えた。

 このような違いを見てみると、中国人の言う「畳」と日本の「畳」とはずいぶん異なっており、もはや別物とさえ言えるだろう。しかし、日本語で使われる外来語の中にも、本来の意味とは違った意味で使われている言葉もあるので、これはよくある現象なのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)