中国のポータルサイト・百度に14日、「保守的でルールやもモラルを重んじる日本において、どうして性産業がここまで氾濫しているのか」とする記事が掲載された。
 
 記事は、日本で性産業が「氾濫している」というレベルにまで発展した理由について3つの点を挙げている。まずは、日本における女性の地位の低さを問題点として言及し、世界各地で文明の近代化が実現した際に女性の地位が徐々に向上していったのに対し、日本では明治維新が実現し、「文明開化」を合言葉に社会の近代化が進んでいったにも関わらず、女性の地位は決して高まらなかったと指摘。女性は男性に付き従う、あるいは女性は男性の「慰安」的存在という旧来の考え方が現代社会においてもなお残っているのだと伝えた。
 
 次に、性文化が日本の伝統文化の一部分であるとした。その例として日本最古の歴史書とされる「古事記」には太古の日本における結婚に関する習俗とともに、具体的な性描写が大量に記載されていると紹介。また、日本の神話では日本列島や日本に住む人間について天の神様の乱倫によって生じたものだと説明されているとした。さらに、日本を代表する絵画分野である浮世絵にも性的な内容を扱った作品が多く存在するとし、かの有名な葛飾北斎も春画と呼ばれる男女の交わりを扱った絵画を手掛けていたのだと説明している。

 そして、最後に挙げたのは、法律の性産業についての扱いが曖昧であるという点だ。記事は、日本で1956年に売春防止法が制定されて売春行為が禁止されたものの、罰則が軽いなどの理由により性産業の発展を食い止める役割を必ずしも果たしていない上、「風俗営業法」によって性産業が一定の条件の中で認められていると紹介。「ある法律で禁止し、別の法律で認めるというのは明らかに矛盾している。日本の性産業はまさに、このような矛盾、曖昧な状況のなかで急速に発展していったのだ」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)