日本車は世界各国で人気だが、パキスタンは特に多く、中古の日本車だらけだという。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、「パキスタンが中古の日本車ばかりの理由」を伝える動画を配信した。

 動画を配信しているのは、パキスタン在住の中国人男性で、パキスタンの道路を撮影しながら「日本車が多い」ことを紹介している。動画に映る車のほとんどがスズキで、トヨタとホンダもあるのが確認できる。日本車がどのくらい多いかというと、配信者の感覚として「95%以上は日本車」と感じているそうで、中古の自動車を日本から輸入しているようだと伝えている。

 「パキスタンが中古の日本車ばかり」である理由について、この男性は「最大の理由は右ハンドルだからではないか」と説明した。かつて英国領だったパキスタンは日本と同じ左側通行だ。そのため右ハンドルの日本車は都合が良かったそうだ。また日本車の「耐久性」が高く評価されていることと、日本の中古車は「比較的安い」ことも大きく関係していると分析した。

 中国と親密な関係のはずのパキスタン人が、中国車ではなく日本車を選んでいる現実に対し、コメント欄には「中国車は価格だけでなく、品質でも劣っている。日本の中古車は質もすごく良い」などと指摘する意見が多く寄せられた。「一番の理由はハンドルが右か左かではない」とのコメントや、中古車販売の仕事をしていた人は「ロシア人は日本か韓国で作られた中古車だけを求める。中国で作られたものは質が悪いそうだ。パキスタンもきっとそうだろう」と述べていた。

 日本の中古車が長い間、パキスタン人に愛されてきたのには十分な理由があるようだ。しかしパキスタン政府は、自国産業を保護するため輸入規制を厳格化しており、今後は日本の中古車の代わりに新車が増えていくことになりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)