中国では近年、日本食の人気が高くなってきており、回転ずしなどのすし店が増加傾向にあると言われる。しかし、中国ではマグロ解体ショーを目にする機会はほとんどない。中国メディアの騰訊はこのほど、日本の「マグロ解体ショー」を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、マグロ解体ショーは「とても儀式感があって、縁起の良さやめでたさをアピールする意味合いもある」と紹介した。そして、日本は世界で最もマグロの消費が多い国で、マグロほど大きな市場と影響力のある魚はほかにないと伝えている。

 マグロの解体ショーが日本ではいかに人気が高いかについて記事は、「アイドルの小さなコンサートにも引けを取らないほどだ」と形容した。多くの人がマグロ解体ショーをビデオに収めているので、ネット上でその映像を目にすることができるという。

 また、マグロ解体ショーは近年特に人気で、その数は2006年から12倍に増えていると紹介した。そして、マグロ解体師のなかには年収2000万円という人もいて、1回のショーでのギャラは10万円が相場で、多い時は20万円から30万円にもなり、海外でもショーを行うほどだと伝えた。

 最後に記事は、マグロ解体ショーから日本の匠の精神と食文化を感じることができ、「目と口の保養になる」と結んだ。中国では、日本料理の人気の高まりとともに、マグロ解体ショーの需要も高くなるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)