中国語には「凍齢」という言葉がある、日本語の「美魔女」に近い意味合いで、時の流れが止まったかのようにいつまでも若々しいことを指す言葉だが、対象となるのは人間の女性だけではない。中国メディアの騰訊は4日、日本の建物は「凍齢」であるばかりか、「地震にまで強い」と紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の住宅について、昭和に建てた家が平成を過ぎて令和になり「3つの時代をまたいでも」まだ新しく見えると紹介した。まさに「凍齢」と言えるが、日本の住宅は築年数以上に新しく見えるだけでなく、地震にまで強いのはすごいことだと伝えている。日本は地震の多い国なのに、なぜびくともしないのだろうか。

 その理由は、「建築基準法」にあると記事は分析した。建築基準法では、「極めてまれに(数百年に一度程度)発生する地震による力に対して倒壊、損壊等をしない程度」という厳しい基準を定めている。日本のこの法律について記事は、これまで4回にわたって改正を重ね、より厳しくなっていると伝えている。

 そのうえで、日本には耐震・免震・制震という技術があり、それぞれに「揺れに耐える」、「揺れを吸収する」、「揺れを逃す」方法により、居住者の安全を守っていると紹介し、日本の建物は「凍齢」であるばかりか、「地震にまで強い」のは羨ましいとの見方を示した。

 中国の住宅はすぐに「ひび割れ」が生じるなど、見るからに分かる激しい劣化が多く、建物そのものの強度も不安視されている。その点、3つの時代を経ても「いつまでも若々しく」、それでいて地震が来てもびくともしない日本の住宅は品質水準が非常に高いと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)