このところ、中国では「日本人学校」に対する批判が高まっている。中国国内にありながら中国人を含めた外部の人間の立ち入りが禁じられていて、学校内で何を教えているのか分からないというのが批判の理由のようで、なかには「スパイを養成しているのではないか」などと荒唐無稽な声もあるほどだ。

 こうした批判は中国人の日本に対する「警戒感」が背景にあると言えるが、中国メディアの百家号は「欧米における日本の評価は、中国における評価と全く異なっている」と強調し、同様に「欧米における中国の評価は日本と正反対だ」と指摘し、その理由について考察している。

 記事は、米国では1980年代に日本経済が米国にとっての脅威だったとき以外は、基本的に日本は政治面でも社会面でも真正面から高く評価されていると紹介した。さらに英国でも日本は「技術力の高さ」、「衛生的な環境」などのイメージが定着し、称賛されていると伝え、欧米諸国において日本は非常に高く評価されていると主張した。

 一方、欧米諸国の中国に対する評価は、「日本に対する評価と大きく異なっている」と主張したうえで「なぜ欧米諸国は中国に敵意を抱き、中国の否定的な面ばかり取り上げるのか」と問いかけた。

 そして、この問いの答えとして「欧米諸国は中国の台頭を恐れているからに違いない」と主張し、欧米諸国は反中感情を煽って、国民を洗脳していると批判し、「欧米諸国が中国を日本のように評価しないのは、中国の台頭が欧米諸国の利益を脅かすと警戒しているからに違いない」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)