中国ではよく、日本は「路不拾遺、夜不閉戸(道に落ちているものを勝手に持って行かず、夜に戸締まりをしなくても安全)」だと表現し、日本の治安の良さを称賛している。しかし、本当にそうなのだろうか。中国の動画サイト・西瓜視頻は26日、日本に住んで3年になるという中国人男性が日本の治安について紹介する動画を配信した。

 日本の住宅は、中国の建物にほぼ完備されている「鉄格子のついた窓」の類は全く無く、マンションなどの集合住宅も塀でぐるりと囲まれているわけでもないので、中国人からすると無防備に見えるようだ。そのため、日本は窃盗がほとんどなくて安心しきっていると思っている人が多いが、配信者は日本にも犯罪がないわけではなく、意外と「防犯対策」をしっかりとしていると紹介した。

 配信者の家の近くでも、最近押し込み強盗が2件発生したそうだが、そのうち1件はホームセキュリティーがしっかりしていたので泥棒は何も盗らずに逃げたそうだ。一見無防備に見える日本の住宅にも防犯カメラがあったり、警備会社と契約していたりするとした。

 他にも、日本では警察や地域の有志による「パトロールが多い」、と人の目を光らせることによる防犯対策を紹介した。この男性も、日本に来て3年になるが自転車に乗っているとよく巡回中の警察官に声を掛けられるそうだ。年末になるとパトロールが増える気がするそうで、防犯に対する意識の高さを感じるという。

 中国の防犯対策は、住宅には鉄格子、路上には無数の防犯カメラが設置されていて、目に見えて分かりやすく行われている。日本の場合はそこまでではなく、「夜不閉戸」とまではいかなくても、やはり中国よりもずっと治安が良いと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)