同じ日本でも東京と大阪では様々な違いがあるのと同様に、中国でも北京と上海では言葉や習慣などに大きな違いがある。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、「北京人は上海人にどんな印象を持っているか」と題する動画を配信した。

 配信者は上海在住の中国人で、北京の伝統的な街並みが残る「胡同」を訪れ、道行く様々な年齢層の北京人に、上海や上海人に対してどんな印象を持っているかをインタビューしている。40年前に上海へ行ったことがあるという男性は、「当時の上海は人も少なく、礼儀正しくて義理堅い人たちだった」と感想を述べている。

 出張で上海へ行ったことがあるという若い女性は、「上海の高齢女性はとても優雅な感じがした」と語った。そして上海は全体的に垢抜けていて「欧州のような感じ」がしたそうだ。しかし、上海人は「計算が細かすぎる」とも思ったそうで、例えばレストランで割り勘にする時でもアバウトではなくかなり正確に計算することに驚いたという。

 また、食の違いを感じる人も多かったようだ。タクシー運転手の男性は、「上海料理は甘すぎる」と感想を述べたほか、別の中年男性も「食では上海は北京に及ばない」と主張している。この男性は「上海料理は量が少ない」と不満を述べていた。

 同じ中国といっても、北京と上海は1200キロほど離れており、北京の人たちも多くの違いがあると感じていたようだ。とはいえ、全体的には上海に対する評価は高いようで、ポジティブな回答が多かったのが印象的だった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)