日本には小さくても庭付きの戸建て住宅が多く、中国では「別荘のようだ」と言われている。中国の都市部に戸建て住宅はほとんどなく、マンションばかりだからかもしれない。中国メディアの網易は11日、中国人筆者の友人が購入したという日本の戸建て住宅を紹介する記事を掲載した。

 中国人にとって都市部に庭付きの戸建て住宅を持つのはほぼ不可能なことだ。しかも、中国では土地を買うということは法律上不可能だ。そのため、家を買うといってもマンションの一室を購入することになるが、中国の建築業者は内装までしてくれないので、「毛坯房(マオピーファン)」というコンクリートむき出しのままの「スケルトン」状態で引き渡される。

 その点、日本の「注文住宅」は戸建て住宅というだけでなく、内装も間取りも建材も購入者が自分で選べて、中国人にとって理想的な住まいとなっているようだ。記事の中国人筆者の友人も、日本で注文住宅を購入したそうで、自分の「個性」を出した家が建てられると日本の住宅の魅力を紹介している。

 しかし、自由度が高い分、注文住宅には建売住宅よりも「時間」、「コスト」、「あきらめない気持ち」の3つが必要になるという。そのため、自分である程度決めたいが負担が大きすぎる、という人はセミオーダーの注文住宅を選ぶこともできると伝えている。

 中国でマンションを買うと、設計から内装まで自分で全て決めなければならないが、日本では注文住宅にするか建売住宅にするか、あるいは、その中間でセミオーダーにするか、など買い手が自由に選ぶことができる。そのうえ土地も手に入れられて、別荘のように美しい日本の住宅は、中国人にとって魅力的なのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)