中国では食の安全にかかわる問題が何度も発生している。食の安全に対する中国国民の目はかなり厳しくなっているが、子どもの口に入るものとなると、さらに厳しさを増すようになった。

 この点、日本は安心して食べ物を口にできるとうらやましがられているようだ。中国メディアの快資訊は12日、日本の親は学校給食の安全性を心配する必要がないと紹介する記事を掲載した。

 中国の学校では、食堂で用いる食材の賞味期限が切れていたり、カビが生えたものを使用していたため、子どもたちが食中毒になったり体調を悪くするなどの問題が頻発している。当然、保護者は問題が起きるたびに猛抗議をするが、こうしたニュースはなかなか減らないのが現状だ。

 記事は日本の学校給食について、調理場に厳しい安全検査が入るほか、調理に従事する人は定期的に検便を実施することになっていると紹介した。また子どもにバランスの取れた栄養を摂取してもらうために、「子ども1人1回当たりの学校給食摂取基準」が定められているとも紹介している。これは子どもの年齢ごとに、エネルギー、タンパク質、脂質などの基準値を細かく定めたものだ。

 また記事は紹介していないが、日本の学校給食では安全性をより高めるために、各学校で校長が検食を行うことになっている。実際、2021年10月には検食のおかげで子どもたちの安全が守られたという事例もある。

 日本の給食制度には、子どもたちの安全と健康を守るための対策が何重にも取られており、こうした対策は中国の保護者からすると「羨ましくて仕方がない」のだという。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)