東京は人口密度が高く、人流も多い。だが、それでも東京は世界的に見ても清潔な都市と言えるだろう。これは、人が多いところはごみも多くて清潔さに欠けがちな中国とは大きな違いだ。中国メディアの百家号はこのほど、東京がいかに清潔な都市であるかを紹介する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者がまず紹介したのは、「皇居」だ。東京の中心地・千代田区にある皇居の周辺は非常に清潔で、お濠の水もきれいだと紹介し、非常に多くの木が植えられていて緑豊かで、しかも周辺道路にごみが全く落ちていないと伝えている。観光客が去った後の道路はごみだらけになる中国の観光地とは全然違うという。

 しかし、中国人のなかには「皇居だからきれいなのだ。中国の故宮も非常に清潔」と主張する人もいるようだ。これに対して中国人筆者は、「日本は秋葉原のような観光地も非常に清潔だ」と紹介した。人流が多く、海外からの観光客も多く訪れる秋葉原だが、やはり道路は非常に清潔だと伝えている。

 この理由について筆者は、「日本人の細部にわたる気配り」が関係していると分析した。ごみ箱がほとんどないにもかかわらず道路にごみが落ちていないのは、多くの人がごみを持ち帰るからで、都市の清潔さを常に意識していると称賛している。

 また、中国人筆者によると店員のサービスも大きな理由だという。コロナ前は買い物目的の中国人観光客が多かったが、購入時に店員は不要なごみがないかを尋ね、ごみを引き取ってくれたので、観光客も余分なごみで困ることがなかったと説明した。

 中国人のなかには、日本の清潔さは表面だけで、真の日本を映し出してはいないと主張する人もいるが、記事の中国人筆者は「表面的であったとしても、清潔さを保てるのは素晴らしいこと」と称賛し、表面的な清潔さすら実現できていない中国は日本から学ぶべきだとしている。そして、中国の都市部も清潔さの面で大きな進歩を遂げており、いつの日か日本よりも清潔な国になるはずだとの希望的観測で記事を結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)