中国は経済発展により、都市部の人びとの生活はすっかり豊かになった。中国都市部の民間企業で働くサラリーマンの平均年収は、2020年に5万7727元(約100万5000円)になったそうだ。

 一方、日本の2020年の平均年収は409万円なので、約4倍の違いがある。日本と中国とでは物価もそれだけ違うのだろうか。中国メディアの快資訊は9日、「日本では1カ月3000元(約5万2000円)で生活できるか」と題する記事を掲載した。

 月収3000元だと中国の大都市の平均収入には届かないが、小さな都市なら十分に生活できるだけの金額だ。生活費の高い上海でも、2021年7月の時点で最低賃金が2590元となっている。

 では、日本で「3000元で生活する」ことは可能なのだろうか。記事は日本の物価が高いと紹介し、特に「交通費」と「食費」が中国の何倍もすると伝えている。タクシーなどの交通費は、「中国の3倍から4倍」で、「外食も3倍から4倍する」とした。外食が高いなら自炊すればよいと言っても、「野菜も高い」ので、やはり3000元で生活するのは難しいと言えそうだ。

 総務省が2021年5月に発表した家計調査によると、日本の一人暮らしの生活費の平均は14万8542円となっている。日本の収入は中国の4倍もあるが、物価も高いので相応だと言えるだろう。しかし、中国の平均収入は物価の上昇とともに上がっており、日本との差は今後さらに縮まっていくのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)