中国メディア・瀟湘晨報は9日、もともと「自動販売機大国」として知られている日本で、新型コロナウイルスの感染拡大によって自動販売機文化がさらに進化したことを報じた。
 
 記事は、日本が1人あたりの自動販売機占有率世界トップの自動販売機大国であり、いたるところで飲み物や食品を販売する自動販売機を見かけると紹介。そんな日本では新型コロナウイルスによる「緊急事態」期間中、各地の飲食店が営業時間の短縮を余儀なくさあれる一方で、生鮮食品や料理、スイーツなど新たな食品の自動販売機が続々と出現し、「店の味」が手軽に楽しめる上、他人との接触を回避できることから好評を博していると伝えた。
 
 その上で、コロナ期間中に新たに出現した自動販売機の例を挙げた。まず、北海道の水産物卸業者が札幌市内に水産品の自動販売機を設置したことを紹介。この業者はもともと病院や保育園に卸していたものの、新型コロナによって取り引きが停止したことで、8月に自動販売機による営業を開始したと説明。住宅地では「骨のない魚肉自販機」を設置して鮭や鯖の切り身を販売したところ、利用者から「他人と接触することなく、なおかつゆっくり商品を選べるのでとても便利」との声が出ているとした。
 
 また、富山県のラーメン店では同県で「まん延等重点措置」が発出されていた期間中、営業時間内に利用できない顧客が多いことを考慮し、湯煎して食べられるタイプのラーメンの自動販売機を設置、自販機限定商品も売り出すことで常連客のみならず、新たなファンの獲得にも繋がっていると伝えた。さらに、愛媛県松山市の温泉ホテルでは8月下旬より焼き芋の自動販売機を設置したところSNS上で話題となり、入浴後の「牛乳と焼き芋」が新たな名物にいなっていると紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)