中国メディア・海峡都市報は10日、今月行われる衆議院議員選挙にミス日本グランプリ受賞者の立候補が取り沙汰されており、日本のネット上で「選挙はミスコンの延長なのか」と疑問視する声が出ていると報じた。
 
 記事は、与党・自民党が19日公示、31日投開票の日程で行われる見込みの衆院選について、松野頼久元衆院議員の娘である26歳の松野未佳氏を比例代表東京選挙区の候補者として擁立する計画であり、党内部で調整が行われているとの報道が日本メディアから出たと伝えた。
 
 そして、未佳氏について2016年の「ミス日本」でグランプリを獲得した経験を持ち、その後タレント活動も行ったと紹介。また、祖父の松野頼三元農林水産相に小泉純一郎元首相が師事するなど党内に一定の人脈を持つ家系であり、昨年9月には小泉氏の紹介により未佳氏が二階俊博前自民党幹事長と面会し、面会後に「いつか選挙に出たいので相談させていただいた」と語ったとしている。
 
 政治家の家に生まれ育った経歴や、かねてより国政進出の意思を示していたことから、必ずしも「注目を集めるためのタレント候補」とは言えなさそうだが、「ミス日本」という肩書きを持つがゆえにそのような目で見られても致し方ない部分はある。記事は、未佳氏の立候補が取り沙汰されたことについて日本のネット上ですぐに議論となり「自民党の比例代表選挙はミスコンテスト大会か。政治家として何ができるか全く不明」との意見が出たほか、数代続く世襲の候補を擁立しようとする姿勢に対する疑問の声も見られると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)