近年、海軍力を増強している中国は軍艦を大規模量産しており、次々と投入している様子がまるで水餃子を煮るかのようなので「下餃子」と呼ばれている。そんな中国だが、日本の海上自衛隊の実力を強く警戒しているようだ。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、「海上自衛隊の実力は、本当に自衛の範疇なのか」と題する動画を配信した。

 配信者は、海上自衛隊の基地として6カ所を紹介した。それは、いわゆる「海上自衛隊五大基地」と言われる青森県むつ市の「大湊基地」、神奈川県横須賀市の「横須賀基地」、京都府舞鶴市の「舞鶴基地」、広島県呉市の「呉基地」、長崎県佐世保市の「佐世保基地」と、沖縄県那覇市の「那覇基地」だ。

 動画では、最北にある大湊基地はロシアに近く、むらさめ型護衛艦のゆうだちなどが在籍していると紹介した。横須賀基地は東京に近く、直接太平洋に面した港で、米海軍施設もあって空母のメンテナンスもできると伝えている。日本海にある舞鶴基地には、あたご型イージス艦などが在籍し、大湊へも佐世保へも応援に行ける立地だと紹介した。

 呉基地は、かが護衛艦などのほか多くの潜水艦も在籍しており、その数が非常に多く重要な基地だと伝えた。佐世保基地は、中国の青島市や上海市に近く、交通の要所である対馬海峡のすぐそばで東シナ海にもすぐに出ることができ、非常に重要な位置にあると分析した。海上自衛隊の第5航空群が配備されている那覇基地は、近くに普天間基地や米軍嘉手納基地などもあり、上海や台湾海峡に近く、第一列島線の重要な位置にあると紹介し、海上自衛隊の実力は自衛の範疇を超えるとの見方を示しつつ、中国は日本に対する警戒を緩めるべきではないと論じた、

 これを見た中国のネットユーザーからは「日本はアジアでも指折りの海軍力の国」、「米国以外は敵なしだな」との意見や、「狼が我々のすぐそばにいるようなものだ。やはり常に警戒せねば」など、日本に対する警戒心を示すコメントが寄せられていた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)