日本と韓国には中国由来の習慣も多くあり、意外なところで中国の面影を見ることがある。中国メディアの百家号は18日、日本や韓国には中国由来のものが多いと紹介する記事を掲載しつつ、中国由来であるかどうかが曖昧になった文化も多く、「中国文化が危機に瀕しているのではないか」と主張した。

 記事がまず挙げたのは旧暦8月15日に行われる「中秋節」だ。日本では月を見ながら団子を食べる風習があるが、韓国では秋夕(チュソク)と呼び、日本のお盆のように墓参りをする日となっている。

 本場の中国では、月餅や果物を供えてから、月を見ながら食べる一家だんらんの時となっており、月を愛でるという意味では日本の方が中国に近いが、記事は「中国と韓国の中秋節が似てないからと言って、韓国の中秋節がオリジナルのはずがない」と主張し、中秋節はあくまでも中国から韓国や日本に伝わったのだと論じた。

 また、日本は「翡翠(ヒスイ)」を好む文化があるが、この点で中国に近いことを強調した。中国文化においてヒスイは極めて重要な存在だ。その美しさのみならず、希少性からパワーストーンとしての意味合いを持つようになった中国では、魔除けや願望成就のお守りとして身に着けている人が多く、街中の宝石店には龍などの彫刻を施したヒスイのネックレスや、腕輪、数珠などが並んでいる。

 記事は、日本では2016年に日本鉱物科学会が「ヒスイ」を国石に選定したことを紹介。確かに日本は世界で最も早くにヒスイ文化が発達した国と言われており、ヒスイの産地でもあるため、「ヒスイ」が国石に選定されてもおかしくはないと強調する一方で、中国人としては「ヒスイといえば中国」という概念が揺らぎそうで、どこか不満が残ると主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)