「三国志」には数多くの魅力的な武将が登場し、日本でも非常に人気が高いが、多くの武将のなかで最も優れた名将は誰だろうか。中国メディアの快資訊はこのほど、三国志で最も優れた名将に対する評価は中国と日本で「若干の差がある」ことを伝え、「三国志で優れた名将は呂布でも趙雲でもなく、日本人から軍神とされているこの人だ」と題する記事を掲載した。 

 中国には三国志の「武力ランキング」を示す言葉として「一呂二趙三典韋、四関五馬六張飛、七黄八夏九姜維」というものがある。これは1位から順に、呂布、趙雲、典韋、関羽、馬超、張飛、黄忠、夏侯惇、姜維だというものだ。ランキング下位は人によって別名を挙げる人もいるが、上位の並びは変わらない。

 このランキングによると1位は呂布だが、実際のところ本当の意味で最も優れた名将であったのは「関羽」だと記事は主張した。三国志における関羽にまつわる様々な事例を挙げ、死後は蜀、呉、魏の三カ国で葬儀が行われるほどで、その後は神格化されて民間では「関公」と呼ばれ、崇拝の対象になったと伝えている。実際、関羽を祀った「関帝廟」は中国各地にある。

 また記事は、関羽は中国のみならず、日本を含むアジア諸国や、米国、英国などの中華街でも崇拝の対象となっていると紹介した。関帝廟は日本にもあり、現在では多くの中国人や華人が関羽を崇拝していると紹介。なぜなら関羽は「財神」であり、日本では武勇を誇る人物と評価されているが、現代中国において関羽は「商売の神様」としても崇められていることを紹介した。

 日本でも藤原道真など歴史上の人物が神格化され、崇拝の対象となっている例は少なくないが、三国志に登場する数々の武将のなかでもこれほど広く崇拝の対象となっているのは関羽くらいであり、その意味では確かに関羽は「最もすごい武将」と言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)